S600レストア日記(2011年6月〜9月)




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2011年10月〜 




 (6月15日)夜に自宅電話に着信履歴が?!・・・・まさか、こんな展開の始まりだったとは・・・・


 (6月17日)先日の着信履歴のあった電話の内容が判明。関東の旧車仲間からの連絡で白のS600の出物が有るよとの情報が!頂いた話の内容が本当ならtamsoまっしぐらで購入である。


 (6月18日)嫁に相談すると購入OKとの事で話を進める事とした。どちらにせよ現物を見ないと何とも言えませんから〜


 (7月3日)さっそく、どんな現車かを確認するため現地へ飛んだ(飛行機ではなく実際には狭い夜行バスで苦しみながら向かいました)。39年式ボディにホワイトリボン!。赤内装だったら最高だったが黒内装(笑)。フレームは41年式クーペ。エンジンは良好。走って止まれる状態。ただしデフがうなりはじめているとの事。予備のデフを付けてくださるとの事でした。幌は無しで骨組みだけあり。純正ハードトップ付き。ボディは結構きている・・・。購入意思を伝えて下見終了。


 (7月16日)自宅ガレージの整理が完了し、引き上げに行きました。積車のレンタル代をケチる為24時間のレンタルなのでトンボ返りで決行。


 (7月17日)早朝に、無事にMyガレージに格納出来ました〜


 (7月18日)さて、車検取得へ向けて作業開始です!。細かなオマケパーツで満載のトランクの掃除から開始。荷物を降ろしてお掃除〜。床はFRPが1層張られている様子です。シャーシー裏から確認すると鉄は残っているので錆の粗隠しかな。業者からの購入との事だったので業者の作業でしょう。トランクはマットを轢けば見えませんから掃除で完了。次にキャビン。ステアリングは800用のプラハンドルが付いています。フロアマットを剥がすと・・・・・リブがない・・・・!シャーシ裏から見るとリブがある。ここもFRPが1層貼られています(^_^;)。あいだに空洞が有ると思うと錆の温床になってそうで恐いなぁ〜。剥がすべきか・・・うーん。とりあえず車検を取ってから考える事としてお掃除だけ。シートは何十回もぞうきん拭きをして汚れを気にせずに座れる状態になった。運転席側の破れを早期に治しておかないと破れが進んでしまいそうでした。次にフロント足回りのチェック。ボールジョイントブーツ、タイロッドブーツ、ラックブーツ、共にシャシブラでギトギトでグリスも漏れているのかこのままでは検査官に良い印象は無理そうなので交換しておこうかと思います。


 (7月19日)S6乗りのtaaさんよりパーツリストとサービスマニュアルをお借りしてきました。有り難うございます。うーん。パラパラと簡単に見ていただけなのに2時間が経過していました・・・・・(^_^;)


 (7月20日)色々と整備をするに当たって部品を購入しなくてはいけないのですが、現状を把握する為に少し分解をしてみました。右前のホイルを外してみます。ドラムを固定する皿ビスが1個無いですねぇ(^_^;)。旧JISだかなんだかややこしい規格でなかなか手に入らないビスです(T_T)。ブレーキシューの残量はOKでも、ダストブーツをめくるとブレーキオイルが染み出てきました。カップ交換は絶対ですね。エスでお決まりのフロントフェンダーの下部に溜まる泥を見てみました。結構な量が溜まっていたのでほじくって掃除機で吸い取ってみました。まだまだ取れそう・・・。ホイールキャップは39年式なので赤の墨入れがしてあるので正しいのですが、再販品の未塗装のホイルキャップに筆塗りで赤く塗ってあったので、とりあえず剥離しました。(追記)夜にカッティングマシンで赤い部分のステッカーを作成して貼ってみました。良い感じ〜。残りの3個も施工せねば・・・


 (7月22日)ガレージが手狭なのでトランクから出していた汚いスペアタイヤを綺麗に洗ってからトランクへ収めました。でもチューブが怪しいので車検時の飾りですね(^_^;)。この車体の下見の時からアクセルワイヤーの戻りが悪かったので、ワイヤーがダメになっていると思い注文をする為に、どのタイプのワイヤーなのか長さを測定する為に外してみた。するとワイヤーは綺麗に動くではないですか〜。破損している形跡も無し!。となるとペダル側・・・・・。過去のブレーキマスターやクラッチマスターからの液漏れがペダルリンクを伝い軸を錆びさせて動きを渋くしていました(T_T)。外して分解しました。軸が錆びていて、軸を抜くのにかなりの時間格闘しました。剥離剤を使っていないのにドライバーの先で黒い塗装が簡単にペロって剥がれます(笑)。綺麗にしてからPORの黒で仕上げようと思います。続いてホイールキャップの続き。1個凹んでいるキャップがあったのでハンマリングして修正しました。そして赤の墨入れを剥離しステッカーを貼って完成。メッキクリーナーで磨くと薄錆も消えて4個とも十分綺麗なキャップになりました〜。


 (7月24日)レストア完了しました〜と言いたいですが違います(笑)。各部の本当の姿を写真に収めさせていただくためにNさんのS500をじっくりと拝見させて頂きました〜


 (7月25日)ペダル類の塗装を剥離(剥離剤を使用しなくてもブレーキオイルでふやけた塗装はワイヤーブラシだけで剥がせました)。錆は程々に落としてリン酸皮膜処理をしてみましたがイマイチかな・・・。まぁ黒PORを塗っちゃうから適当です。ブログ仲間さんにお願いしちゃってた当時のS600の純正色配合を調合した塗装のテストピースが送られてきました。思っている良い感じの色です〜(o^^o)。白の方はアレンジして、もう少しグレーを抜いた方が良いかなぁ〜


 (7月26日)ペダル類にPORを塗りました。少し脱脂が甘かった様で弾き気味でしたが良しとしましょう(^_^;)。エアクリの蓋を外すと・・・・エアクリが有りませんでした。あぁ出費か・・・(T_T)。エアクリの下部には何かお手製の金物が・・・・。ここは本当はどういうものが付いている部分なのだろう・・・。ブレーキマスターとクラッチマスターを外しました。フレアナットもごねることなく外れてくれました。洗浄剤の中でブラッシング洗浄してすすいでエアーでお掃除。綺麗になりました〜。さてボディのマスター周辺のブレーキ液による腐食。Sの定番と判っていても綺麗でいて欲しかった・・・。ワイヤーブラシやスクレッパやマイナスドライバーで掃除をするもどこまでの面積を作業していってよいものやら・・・キリがないなぁ。


 (7月27日)Sの部品を色々なネットショップやヤフオクで物色し、一番リーズナブルな価格で提供しておられるお店から部品を買ってみました。2万円分・・・・ふぅ(T_T)。あとヤフオクで買ったブーツ類のセットが届けば車検対策の部品は揃うかなぁ・・・・それにしてもヤフオクの出品者さん1週間経とうとしてますが、まだ来ませんが(^_^;)。


 (7月28日)ブレーキ液によって被曝をうけている範囲の塗装をどんどん剥離していると車全体を剥離してしまいそうです・・・・。今回はブレーキマスター周辺だけにとどめておきました。他の部分はエンジンを降ろしたときにしましょう。錆の始末は「錆封じ」を使いたかったのですが半乾きの時に上塗りを行わなくてはいけないので、今回は「錆チェンジャー」を使いました。これで黒錆変換しておいて、上にエスコを塗ってから白を塗ろうと思います。ペダル類を組みました。ちゃんとグリスを塗って、以前は錆で渋かった動きも軽々と動きます!


 (7月29日)エンジンルーム内は汚れまくっています。ホイルハウスの上面を少し掃除してみました。雑巾拭きでは全然変化無しでブレーキクリーナー&ティッシュでひたすら拭き上げて行くしか無さそうです。マスターシリンダー周辺にエスコを刷毛塗りしました。この上に適当な白を塗る予定ですが、エンジンルーム塗装時までエスコのままでもいいかも・・・。ホイルハウスの反対側も少し掃除してみました。


 (8月2日)エスコの塗装のまま放置のつもりでしたが、エンジンルーム全体の再塗装がいつになるか判らないので、とりあえず刷毛塗りでN360を塗ったホワイトを塗っておきました。刷毛塗りでウレタン塗装です(笑)


 (8月3日)噂のチェーンドライブ部分をじっくりと拝見。理にかなった構造だと思いました。今日はブレーキ整備。左後ろは液漏れで引きずってる様子でした。4輪とも各パーツを洗浄しカップを新品に交換。ホイールシリンダー内に爪で引っかかるような段付きや錆や傷があるのはホーニングしておきました。お願いだから漏れないで〜。シューはそのまま組みましたが、車検を取得したら張りかえに出そうと思います。


 (8月4日)ブレーキパイプを1本作ってみました。いずれは全部やり変えたいなぁ〜。ブレーキマスター&クラッチマスターを新品カップで組み立てて装着しました。もちろんペダルASSYも室内には装着。過去のいい加減な塗装がパイプやハーネスに乗っていたので軽く掃除しておきました。ブレーキランプの圧力スイッチも新品を装着。残るはクラッチのスレーブマスターのオーバーホール。ミッションの上に有り手が届きにくく、フレアやブレーキホースが緩める為に力を込められない場所なので、まだ外せずにいます・・・・。ホースが付いたままでミッションの上でオーバーホールしようかな?!。アクセルワイヤーを装着し、チョークワイヤーも正しい経路を通して装着。タコメーターワイヤーにスピードメーターワイヤーも装着。そして久々にエンジンをかけてみました。ブォーーーン!!!。なんて気持ちよく回るエンジンなのでしょうか(o^^o)


 (8月6日)ブレーキオイルを充填しました。ボルボのブレーキオイルが2缶余っていたので使ってみました。新規に作成したブレーキパイプ部フレアナットから漏れが有りましたが増し締めでOK。各ホイールシリンダーもブーツをめくってみましたが漏れは無し(^_^)v。ジャッキアップしているついでにサイドブレーキの引き代も調整。車体の中央部分辺りのシャーシ裏のマフラー上部に調整部分があるので作業はやりにくかったです(^_^;)。続いて難儀していたクラッチスレーブシリンダー。スレーブシリンダーへ繋がるホースを外す事でシリンダーを外せました。ブヨブヨになっているブーツがオイル漏れが有った事を物語ってます。プッシュロッドはシリンダーピストンの臼のような部分に当たるのですが先が溶接で延長?!のような事がしてありました。形状がいびつだったので綺麗にサンダーで整えておきました。スレーブシリンダー本体は綺麗にオーバーホール完了。ミッションとの間には茶色いインシュレーターを装着しておかないと走行時にオイルが沸騰してクラッチが切れなくなるような事があるそうです。何故かシリンダーを固定するボルトがスタッドボルトではなくボルト止めになっていたり2カ所のボルトサイズが違ったり・・・・。まぁ固定出来たのでOKです。これでブレーキとクラッチ周りは一段落です。次は足回りのブーツ類ですね〜


 (8月7日)今日は作業日ではなかったのですが、ボンネットを開けて昨日の出来を確認すると・・・・。圧力式のブレーキランプスイッチ部分からオイル漏れが・・・・(T_T)。スイッチ部分を90度程、増し締めしておきました。これで止まってくれるかなぁ〜。結局、今回新規作成したブレーキ配管の接続部2カ所と、今回新品に交換したブレーキスイッチから漏れた事になります。フレアの当たり面が密着するのがどれくらいの締め付け力が良いのか判らない部分なので様子を見て増し締めしていくしかないですね〜。


 (8月8日)朝に昨日のブレーキスイッチを見ると1滴スイッチ下部に滴ってました。更に90度増し締めしました。ブレーキもクラッチも正常な状態になったので近所を500m程走ってみました。なかなか良い具合。でもデフはヤバそう(T_T)。車庫に戻って、ブーツ類の一斉交換です。ボールジョイントセパレーターを持っていなかったので昨日に買っておきました。今までタイロッドエンドセパレーターしか持っていなかったのです(^_^;)。外したブーツはブヨブヨで切れ目があったりでグリスも漏れて酷い状態でした。交換したての新品は気持ちいいですね〜。タイロッドエンド・ナックルボールジョイント上下・ステアリングラックブーツを左右ともリフレッシュ完了。ただし左タイロッドエンドの割ピンが折れて中に残っているので現在ピンが刺せていない状態(+_+)。ブーツ交換後、近所のガソリンスタンドまでテスト走行。そしてタイヤの空気圧をチェックしてみました。左前1.2・左後1.0・右前3.0・右後3.0・・・・・・凄い状態でした(^_^;)。全て1.7にしておきました〜。あとは割ピンとデフをどうにかすれば車検!


 (8月9日)本日は色々と買い出し〜。そして自賠責保険に25ヶ月加入し仮ナンバーをGet!。作業はリアのアクスル関連。まず手羽先チェーンケースのチェーンの張り具合をサービスマニュアルに従い調整。ジャッキアップし調整アームのネジを緩め車輪を後退方向に回転させた状態でアームを動かしてチェーンを張り、最大張り位置から3mm戻しの位置で固定。左右ともほぼ適正位置でした。問題のデフですがハイポイドギアオイルを交換してみる事に。まずドレンよりも先に注入口のナメかけのボルトを緩め、そしてドレンを緩めました。両方ともかなりのトルクで締め付けられていてビックリ。工具を買いに走ったりで1時間ロス(T_T)。抜いたオイルは400ccでした(規定量は600cc)。わずかにキラキラと銀色のが有るような無いような・・・。色は綺麗なオイル色ではなくグレー(後で判ったのですがモリブデン系の添加剤を入れてあったと思われます)。買ってきたモリブデン系の添加剤とギアオイルを混ぜます。ギアオイルだけだと綺麗なのに・・・。オイルを油差しで数回に分けて注入し完了。夜に仮ナンバーを載せて正々堂々とテスト走行に出かけました!。デフはダメです。変化無しのうなり音(T_T)。しかたなく唸りながらテスト走行を続けていると・・・信号待ちでアイドル不良に・・・。誤魔化しながら走りましたが500m程先でエンスト(T_T)。エンジン再始動を試みたところ燃料ポンプが「タタタタタタ・・・・」と空回りな音。燃料ゲージは1/4入っている位置を示してます。タンク内の錆が詰まって悪戯しているのかガス欠なのか・・・・。結果、携行缶でガソリンを補給すると勢いよくエンジンが掛かりました(o^^o)。今日の所はガス欠だったと考えておきます。再発するようならタンク内に錆が居て穴を塞いだときに再発生するはずです。今日はあっちこっちと走り回った大変な一日でした〜ふぅぅ。


 (8月10日)車検を受けるに当たって今度はエンジンオイルでも見ておこうとオイルキャップを外すと・・・・マヨネーズ(T_T)。ガスケット抜けなどが考えられますが、長期間エンジンをかけていなかった場合、エンジン内に湿気が溜まり水気が無くなるまではこのような状態になったのを過去に経験しているので様子見です。ラジエターキャップはマヨネーズではなかったし排気ガスも蒸気は出ないので補記類のパッキンからの漏れも考えられます。気を取り直して作業開始!放置していた左タイロッドエンドに割ピンを差し込みました〜。次に点火時期などを確認する為にデスビを分解。デスビキャップの接点は荒れてますねぇ・・・。交換したいですが新品は出ません(T_T)。ポイントの隙間は0.35でバッチリでしたがタイミングライトで点火時期を確認すると上死点後20度ぐらいの位置で点火していました(^_^;)。アジャスターでの調整範囲以上のズレだったのでポイント隙間を0.30にしてみましたが、これが勘違いで大きくするべきでした(笑)。本日はタイムアップだったので明日の車検は諦めて明日に再調整です。39年式の特徴であるヘッドライトカバーを慎重に外しました。これが有ると光軸が拡散してしまったり光量不足になったりするらしいので車検時は外す方が良いそうです。割っちゃうとかなりの高額な部品らしいので丁寧に外して綺麗に洗っておきました。キャブのパイロットスクリューの調整も気になったので現在の戻し回転数を確認すると1番(30分戻)、2番(20分戻)、3番(20分戻)、4番(1時間15分戻)。えーーー?!なんじゃこれ。僕の今までのステップバンやN360の感覚だと1時間45分戻し位なのに。サービスマニュアルを確認しても標準戻し回転数は書かれていませんでした。「各気筒の誤差を1/4〜1/8以内にする事」としか書かれていません。標準戻しは一体どれくらい?!(^_^;)。はやくしないと仮ナンバーの期限が切れてしまう(T_T)


 (8月11日)今日も山盛り作業。昨日の点火時期ですが、点火時期を正しい位置に近づけていくにつれて調子が悪くなっていきます・・・。そこでプラグを外して真っ直ぐの針金を差し込みピストンTOPを探してみると、なんとTマークがとんでもない位置に(^_^;)。更にエンジンブロック側に新規でタガネで刻印が打ってあります。ここがこのエンジンの現状の読み取り刻印部分でした。プーリーが正しい位置でスプラインに勘合されていないみたいです。今日はタガネ刻印でちゃんとFが来るように点火タイミングを合わせました〜。コンプレッションを測定しようと思ったら手持ちのゲージがM14やM18にしか適合していなかったのでM12アダプターを買うまで測定はお預けです(ストレートが盆休みなので)。キャブレターのパイロットスクリューも全て1回転戻し位にし、アイドリングを1500回転弱に。続いて無惨にもリアバンパーに穴開けして装着されていたバックランプを外しました。要らないです(^_^;)。エンジンオイルを交換しようとドレンボルトを見るとナメナメ(T_T)。6角が12角になりそうな感じでした。何とか外すとゴムパッキンとペシャンコのアルミパッキンが使われていました。パッキンを交換しようと外すとドレンを過去にタガネで回して外したらしく当たり面が歪んでいたので急遽ドレンボルトを買いに走りました。そしてオイルフィルターも交換です。ドロッとした汚れの詰まったフィルターが出てきました。シャーシブラックをかぶっていたオイルフィルターケースを綺麗にし、エンジン側の当たり面も綺麗にし新品フィルターを装着しました。満足な仕上がり〜。オイルは安全策でウルトラマイルド。続いて光軸テスト。本当は5mや10mの距離での調整ですが1mで(笑)。だいたい合っていたので無調整です。ここで休憩〜カルディで買ったあんみつをパクパク。次はサイドスリップの調整。サービスマニュアルを見るとトーイン3mm(±1mm)と書いてありました。専用工具がないのでダンボールでタイヤ中心の溝に差し込めるようなモノを作り、地面にタイヤの前後に印を付け、左右の距離を測定。なんと14mmのトーアウト(^_^;)。ちょこちょこ調整を行って1mmトーインの状態にしました。なんとなくダンボール定規が信用出来ないのでとりあえず0mmを目指しておいたのです。室内の作業ではシフトパターンが消えていたので墨入れ。チョークレバーやワイパースイッチも消えていたので墨入れ。


 (8月12日)今日は車検に行ってきました。昨夜に思い出して作成した「アイドルHC特殊」ステッカーを朝イチで運転席側前バンパーに貼り付けました。このステッカーは数年前にtaaさんに依頼された時に作成したデータが有ったのですぐに出来ちゃいました。一般的な旧車はCOが4.5%、HCが1200ppmでの排ガスですが、当時特定車種だけHCが3300ppmまでOkという認可を受けていたのです。Sシリーズは該当しています。自宅から車検場まで、我がエスロクの問題点であるデフをウゴウゴ言わしながら向かいました(^_^;)。検査レーン1回目突入!。なんと排気ガス以外が一発OK!。僕のテスター感覚もなかなかのものですね(笑)。検査員の方が「アイドル特殊だね〜」なんて良いながら測定してくれた問題の排ガス。COが2.5%、HCが12000ppmって具合でとんでもなくHCが多かったのです。気さくな検査官さんが「点火時期を遅角させてアイドリングを上げてみて〜」と助言下さいました。さっそく検査場の端の方へ移動し言われた事を実行。さらにパイロットスクリューも5分回し程絞ってみました。再検査で測定すると・・・・・をぉぉぉお!!!!COが2.5%、HCが2300ppmで合格です!無事に全ての検査の合格を貰い新しい車検証を貰って帰宅です。京都市内は観光なのか墓参りなのか帰省ラッシュなのか大渋滞。水温計がとんでもない値を示していました(^_^;)。水回りに問題があるのかSはこういうものなのか調査が必要ですね。帰宅後は、Sの外観の作業を開始。車検の為に外していたホイルキャップの裏面の、ちょい錆を錆チェンジャーで処理。乾燥待ちの間に、気になっていたオイルフィラーキャップを見てみました。先日のマヨネーズ状の物はありませんでした。予想通りエンジン内部に水分があったのを昨日のオイル交換によって解決出来たようです〜。次は運転席シートの破れかけている部分を裁縫してなおしました。いずれ赤で貼り替える予定なので適当です。続いてエンブレム。エスロク入手祝いにオートマLifeさんから1個頂き、ヤフオクで1個落札し準備していたサイドエンブレム。片方はナット止め出来る様にピンにタップが立ててありました。もう1個も同じようにタップを立てて装着!エンブレムやホイルキャップが付くとSの横からの眺めが良くなりました〜。今日は車検合格でホッとしているので細かい作業の連発です。室内のシルバー色のメーターパネルを停めているビスが数個欠品していたり、違う形状のビスが使われていたのでショップから購入しておいた旧JISの新品ビスに交換しました。剥がれかけていたダッシュボードの表皮も数カ所接着しておきました。最後の写真は昨夜のサイドスリップの調整時に使ったダンボール。ちなみに検査レーンでサイドスリップの部分を通過する時、まったく揺れませんでした。なかなか正確でビックリです。ステップバンでもこの技を使おっと。(あ、タイヤパターンによっては使えない事もありそうですね。)


 (8月13日)塗装がダメになってしまっているハードトップを外しました。内装側は黒い塗装がボロボロと剥がれてきています。所々に施工してあった発砲スポンジ材や塗膜を剥がしました。フロント側の留め具部分を見ると鉄パーツがFRPハードトップと結合されて居るみたいです。FRPは表層と内装側の層があり、厚みのある部品が付く部分は中身に発泡剤が入っているような感じになっていました。これが純正なのかは不明です。少し鉄部品や、リアトレイなどがぐらついているのでFRPを追加で貼ったりして補強する必要が有りそうです。幌を外して開放感が有る状態で外に出してみました。そしてホワイトリボンの掃除です。クリームクレンザーと靴タワシでゴシゴシとリボン部分を擦ると汚れが落ちます。4輪とも完了!。少しブレーキに水が入ったと思われるので、友人宅を訪問したりガソリンを入れにいったりと走ってきました。帰宅後、ハードトップが無い姿の方が綺麗なのですが埃だらけになるので、1人で必死のパッチでハードトップを載せました(^_^;)


 (8月18日)車庫証明が出来たので、書類一式を持って念願の名義変更へ行ってきました。道中の水温計は90度付近。渋滞がなければ、この辺りを示した状態で走れるみたいです(高い温度ですが・・・)。陸運局に到着し古いナンバーを外して・・・新しいナンバーを装着!(o^^o)。窓口での名義変更時に希望ナンバーの書類がスルーされてしまい一般交付のナンバーが一瞬だけ交付されました(笑)。希望ナンバーじゃなかったらこの番号になってたんですね〜幻です。陸運局を後にして、Tさん&dukeさんの会社へ!。dukeさんにS6を運転して貰い、エンジンの状態やデフの症状を見て頂きました。Tさんからはマフラーエンドの吊り部分の部品(純正再現Tさんオリジナルパーツ)を頂いちゃいました〜\(^_^)/。ありがとうございますm(_ _)m。現状はガス管の金具で吊られているのです(^_^;)。帰宅してからはグリルを綺麗にするために外しました。ウインカーレンズは車種不明のレンズが装着されていたのですがレンズをよく見ると「MADE IN USA」と書いてありました。何か外車のレンズ?!。ここのレンズは準備してあるので交換です〜。グリルはいっぱい錆が出ていましたが、ワイヤーブラシやメッキ磨きクリームなどを酷使して見栄えが回復しました。形状も手板金修正です。後日、裏面に防錆塗料を塗ったら装着しちゃおうと思いいます!


 (8月19日)ホームセンターで旧JISネジやゴムやブラシなどを買ってきて結構な時間を奪われました・・・・。作業開始は19時。フロントグリルの裏面の錆をニューワイヤーブラシで錆び落とし。表面も以前のブラシでは届かなかった部分も錆び落とし完了。裏面には錆チェンジャーを塗布して乾燥待ち〜。写真で見ると先日の表面も、今日の裏面もピカピカだなぁ〜実際は・・・


 (8月20日)フロントウインカーレンズはクリアレンズ(オレンジのレンズを持っていないのです。クリアの方が珍しいのに(笑))にするので球をオレンジに塗りました。球は昔の球なのか?!金具部分が真鍮色していました。グリルの外周には先日買ったゴムを装着してボディとの当たり面はゴム接触となりました。ウインカーを点灯させるとバッチリオレンジです。次にスモール球のレンズを外して磨き上げました。39年式の左右非対称レンズなので貴重です。細かな亀裂が走っているので慎重に磨きました。球は本来の黄色にする為に塗りました。レンズを装着して点灯!良い感じの黄色具合です〜


 (8月22日)前回に黄色にしたスモール球が12V10Wだったので、純正のワット数の12V8Wの球を買ってきました。そして黄色に着色(オレンジは球専用のスプレーを持ってますが黄色は持ってないのでタミヤカラー(-.-))。車検対策で外していたライトカバーを元通りに装着するのですが、当たり面にゴムなどが無く、一部にブチルゴムが塗りたくってありました。汚いので出来る限りブチルゴムを排除し、巻き売りのU断面のスポンジゴムを買ってきてぐるりと装着して、ガラスカバーを装着しました。良い感じ〜。39の顔です〜(o^^o)。水温が気になるのでラジエターを降ろしてみました。内部からは綺麗なラジエター液が・・・。錆などの詰まりは無さそう。上部のパテによる補修部分をハンダでの補修にして倒れてるフィンをちまちまと起こそうと思います(^_^;)。ラジエターが無くなるとグリル側からエンジンがよく見えます。クランクプーリーを外す予定ですが、ここもタガネによって回された跡があります(T_T)。このナット3000円以上してたんちゃうかなぁ(T_T)。


 (8月23日)ラジエターの倒れているフィンをちまちまと起こしました。コア部分には数カ所、ハンダ補修が・・・。アッパータンクの補修されているパテを剥がしました。それ以外に4カ所パッチがハンダ付けされていました。アッパータンクをロウ付けで修復しようと試みましたが手持ちのロウ材の融点が高くてアッパータンクが溶けそうになったので中止(^_^;)。融点の低いハンダを買ってきてから再挑戦する事にします。それともラジエター屋さんへ出した方が良いかなぁ・・・。サーモスタットを外そうとすると入っていませんでした(T_T)。サーモケースなどはネジは折れずに無事に外せたので一安心。スターターマグネットスイッチ周辺にはビニールテープが山盛り巻いてあったので外してみました。配線の数や内容は正常でしたが、被覆が縮んでいたり手作りケーブルに変更されていたりしていました。なんとかしなくては・・・


 (8月24日)ヒーターバルブコックを外しました。このコックはS500とS600初期に使われているタイプです。なんとか使いたいのですが中のパッキンが怪しくバルブの開閉でネジ部からラジエター液が滲みます。ツマミの部分を外せば軸は抜けそうなので、簡単なOリングが入っていれば復活出来るかな・・・?!。7/29以来、エンジンルームの壁の掃除はしていなかったので左側の掃除を進めてみました。あとエンジンヘッドの油汚れも掃除しました。ウォーターポンプは形状が複雑なので、やはり外してオーバーホールして掃除かな・・・・。プレスがないので某所のお世話になっちゃう?!(^_^;)。ラジエターですが先日からずっと考え続けて、やはりコア増しオーバーホールに出す事にしました。早速ラジエターやさんへ持ち込んできました。アッパータンクのコア接続部分の形状が一般的ではないので見積もりが翌日に上がってくる模様。亀裂や穴は裏面から補修してくれるとの事。ドレンコックは、プラスチック製のコックが付くように土台からの交換をお願いしてみました。


 (8月25日)汚かったレギュレターやヒューズBOX周辺を掃除しました。ヒューズは違うサイズが入ってたり古そうだったので新品ヒューズに交換しておきました。綺麗に磨いて装着!。レギュレターは各ギャップを確認しておきました。アマーチャのスプリングが凄く強い状態だったので少し弱くしてみましたが吉と出るか凶と出るか・・・・。段々とエンジンルームが見れる姿になってきたかな?!車体シールも貼り付けて良い感じに〜


 (8月26日)ヒーターユニットを外しました、大型タイプなのでS600後期用もしくはS800用?と思われます。バラしてみました。シロッコファンは手で回すと硬かったです。配線が外されていたたのですが理由はモーターがダメになってるからっぽいです(^_^;)。ヒーターコアは酷い腐食もなくそのまま使えそうです。ホース付け口のネック部分が修復された跡が有りました。ヒーターコアをすすぐと中からは錆粉の塊が少々と黒い紙パッキンの破片が出てきました(笑)。おまじない程度ですがラジエター洗浄剤を入れて1時間ほど浸け置きしておきました。エンジンをかけずにの非循環ですから効果は不明。続いてウォーターポンプを外しました。ウォーターポンプは排気カムの回転を利用して回ってるんですね〜。軸のガタも無く、回転も程よい抵抗だったので掃除だけで行こうと思います。カム側に付くオイルシールは換えようかなぁ〜。パッキンは2枚の作成が必要です。しかし外したパッキンを確認してみると・・・・水の流れのバイパス部分になっていると思われる部分の穴が半分ズレています?!。ネジ穴の位置が有っているのに〜。純正パッキンと思われるのですが、なんなんでしょうねぇこのパッキン。ここはちゃんと考慮して作成仕様と思います(Sのパーツショップさんの形状を真似ようと思います(笑))


 (8月27日)昨夜の夜中にパッキンの型紙を作成し切り出し始めました。形状は純正形状ではなく某ショップ様製を参考に(o^^o)。この部分は水関係なので経験上0.8mm厚のガスケットで作成。6mmボルト穴を空けるポンチが無かったので作業中断。今日はラジエターのコア増しOHが完成したので引き取ってきました。良く冷えそう〜。ついでに昨日に外したヒーターコアの漏れチェックをお願いしてみました。漏れはなく一安心(^_^)v。デスビを外してみました。液体ガスケットがコテコテです・・・。どうやらヘッドブロック側面の重箱の重なり部分をまたいでウォーターポンプやデスビは装着されるので僅かな段差が発生しているのでガスケットパッキン&液体ガスケット併用となっているみたいです。汚いデスビを分解清掃。プレスを持っていないので軸は抜く事が出来ませんでした。遠心進角装置のガタを修正しておきました。点火タイミング調整機構のスライド土台なども分解して清掃&グリスアップ。元通り組み込んで完了〜。デスビ内から外部へ配線が出る部分のカラーが割れてしまいました。dukeさんも割れておられてジュラコンで再生されていたので、割れちゃうかもって思っていたのですが(^_^;)。ナイロンワッシャーを数枚買ってきて対処しようと思います。今までNで使っていたフルトラを組み込めるか確認したところ、センサーはデスビ内に収まりますがアンプは収まらないので外部設置になる予定です。リラクター部分をどうするかなぁ〜。デスビの軸が無いと加工するのが恐いなぁ・・・。4枚羽根も探さなくては・・・


 (8月28日)昨夜に、外したデスビのボロパッキンから型どりを行っていたのですが、作成した型をデスビに合わせてみると大きすぎる部分が・・・・。ネットなどで見かけるショップ様のガスケットと形状は同じなのに・・・・はて?!。本日エンジン側を確認してみるとデスビよりも大きな穴がエンジン側は空いている部分があるではないですが(^_^;)。オールドタイマーのSセミナーを読み返して確認すると初期型デスビだけ形状が違いました。僕の車は後期エンジンに初期型デスビという状態なのです。ちゃんと後期のデスビであれば問題ないのですが、初期型は点火時期調整が行いやすく更にニードルベアリング仕様で最高回転数がカム軸で5500rpm(後期は5000rpm)と高性能。そんな意味もあり交換されていたのかなぁ〜。デスビを外したりガスケットカスを撤去した時を思い出すと塞ぎきれていない穴の部分は紙ガスケットが塞いでいるもののデスビが覆っていないので黒い液体ガスケット?がたっぷりと塗られていました。どうしてコテコテだったのかが判明。対策を考えなくては。Z型の鉄のプレートを作ってデスビ固定ボルトと共締めして穴お覆うガスケットを押さえつけるしかないかなぁ〜


 (8月29日)ハードトップの再塗装や補修をするにもハードトップを外したままだと車体側が埃まみれになるので、幌が欲しいのです。幌骨は車体と一緒に入手していたので、汚れや黒スプレーで塗られている塗装を落とし始めました。剥離剤を使わず、シンナーを含ませたウエスで拭いたりワイヤーブラシで頑張ってみましたが根負け・・・・。うーんやっぱり剥離剤か?!綺麗に落としてユニクロメッキに出すのが理想なんだけど。出せないだろうからシルバーに塗るとかになると適当な下地でも良いかなぁ・・・・。


 (9月2日)新品の幌(S800タイプ)と幌カバーを購入しました。しかし幌の金具が1カ所装着忘れの部分が有ったので金具だけ発送して貰い装着。


 (9月3日)幌や幌カバーの装着姿を確認するためにハードトップを降ろしてみると・・・・。あ、車体側のボタンの金具が無い部分が6カ所もある(T_T)。おまけの両サイドのひねって固定する金具も片側破損してる(T_T)。金具を入手しなくては・・・。とりあえず幌カバーの雰囲気を確認。そして幌骨を装着して幌を乗せてみました。なんとか装着出来そうです。幌骨の白いベルトも買ってこなくては。ヒーターですが、ダメそうなモーターを分解してみました。シロッコファンを外すのにちょっと苦労しましたが、モーターを開けると錆粉がポロポロ・・・(^_^;)。簡単に清掃し調査開始。どうやら片側のブラシがコミューターに当たっていない模様。バネやブラシが固着していました。ホジホジして動く様にしゴミなどを掃除機で吸い取って組み付けなおしました。軸受けのメタル部分には軽くグリススプレーをシュッシュ。バッテリーに繋ぐと無事に動きました(^_^)v。ヒーターケースにモーターやヒーターコアを組み付けて完了。あとは車体に装着するだけです。S500やS600初期のヒーターバルブを活かすために分解してみました。予想通りOリングだけのパッキンだったので同サイズの新しいゴムを組み込んでバルブを車体に装着しました。続いて似たような物を探して買ったボンネットストッパーゴムを装着。そんでもってS600用エアークリーナーを入手出来ました。これをベースに張替に出すか、スポンジを巻いて装着しようと思います。


 (9月5日)エアークリーナーの紙フィルター部分を取り去りました。オイルなどを含んでいるのか経年劣化なのか指でむしれるような紙フィルターでした(^_^;)。フロント周りのハーネスの銀テープ巻きがほどけていて3カ所ほどコード被覆が割れている部分があったので収縮チューブで保護し、黒のハーネステープで巻きました。いずれ銀のハーネステープで巻き直したいなぁ〜


 (9月6日)クランクに付くセルクラッチを外しました。締め付けているナットがタガネなどで叩いて外したような跡が有るのと、TマークFマークが正常な位置に無いのが気に入らなかったからです。外してみるとなんとナットは手で回る緩さでした。セルクラッチ部分の3個の皿ビスもゆるゆるで、クラッチローラーを押さえるスプリングやスプリングケースなども破損している部分が有りました・・・。そういえば前オーナーが「セルクラッチの辺りのネジの緩みでカラカラと異音が出てるかも〜」とおっしゃってたので、この辺りに不安を持っておられたのかと思われます。外したついでにエンジンブロックも簡単に掃除。セルクラッチは3個が機能する分の部品が無いので、とりあえず2個が機能するようにしておきました。早期に部品調達が必要です。締め付けるナット&ワッシャーは1500円で入手したのですが、高いなぁ〜と思ってたら、どうやら削りだし製作の様です。納得。ラジエターホースも上下とも新調。配線のブーツセットも買ったのでコイル部分に装着。ファンベルトを買っていたのですが長さが短く失敗。ラジエターを搭載しエンジンらしくなってきました。幌のボディ側のボタン金具を装着したので幌カバーを装着してみましたが、新品ジャンク品のカバーを買ったのでボタン位置が合いません(T_T)。アダプター的なものを間にかまそうかなぁ〜。


 (9月7日)夜なべして仕上げたパッキン。それを使ってウォーターポンプ、サーモケース、デスビなどを組み付けました。冷却水を程々に注入しエンジン始動にチャレンジ!。ウンギュギュギュギュ・・・・あれれ?!3回ほど挑戦しましたがダメ(セルクラッチは2個の動作でもしっかりと回ってくれている様子です)。タイミングライトで調べてみても問題のない範囲。なんだかんだで、休ませながら5秒ほどのクランキングを7回ほどチャレンジしたでしょうか・・・。カッチン・・・・。セルが回らなくなってしまいました(T_T)。セルモーターがダメになったのかスターターマグネットスイッチがダメになったのか原因不明です。プラグを見るとビショビショでした(^_^;)。今日は、どうしても縦列駐車ガレージのS600とステップバンの前後関係を入れ替えなくてはいけなかったので動いて貰わないと困るのですが断念。仕方なく嫁にSに乗って貰い手押しで切り返しまくってガレージ内ですれ違いさせ、入れ替え完了。ふぅ〜筋肉痛な1日でした。


 (9月8日)セルが回らない原因を絞ってみました。スターターマグネットスイッチ(リレー)を介さずにセルモーターへ直接プラス電源を流してみました・・・・が、セルは回らず。セルモーターがダメと言う事で間違いなさそうです。セルモーターはオイルパン横に有り、下から潜る必要があるので摘出は後日に挑戦してみます。外したままだったフロントグリルを久々に装着してみました。そしてフロントとリアのアンダースカート部分に付いていた油汚れや水垢汚れを掃除してみました。


 (9月9日)フロントをジャッキアップし、下に潜ってセルモーターを発見!。スターターマグネットスイッチからの太いプラス線を外し、2個のボルトを外すとセルモーターは簡単に外れてくれました。必要以上にグリスアップされてます(^_^;)。この状態でバッテリーに繋ぐと回ってくれました。ブラシ側の蓋を開けてお掃除。コンミュテーターの溝掃除も行いました。ブラシも押さえがちゃんと効いているかチェックし元通りに組み立てて完了。セルモーターに繋がるプラス線の先の端子付近がささくれ立っていてショートしそうな状態だったので新しく端子を圧着し直しました。セルモーターをエンジンに装着し、プラス線を接続しブーツも被せました(^_^)v。これで安心。ポイントケースから出る配線のグロメットになる部分の樹脂が割れてしまっていたので、ラジコンのサーボアームの樹脂を削ってそれっぽい形にして装着しました。緊張しながらキーをひねると元気よくセルは回ってくれました〜。しかしエンジンは掛からず・・・・。何日か前にポイントからコイルまでの配線が後付けのバイパス配線だったのが気に入らなく、大丈夫そうな純正配線を使うように戻していたのが原因かと思い、再びバイパス配線にしましたが変化無し。ポイントケースに付くコンデンサの配線をちぎってしまったのをライフ用のコンデンサに交換していたのが問題かと思い外してみましたが変化無し。ポイントからコイルまでの配線の間に電球をかましてクランクプーリーの点火タイミングを見てもぴったりFで問題なし。ポイント間隔は0.33で範囲内。ポイント接点も紙ヤスリで研磨してみましたが変化無し。タイミングライトでコイルからデスビのを挟んでチェックすると点かない?!。でも各シリンダーへの4本は点くので安物タイミングライトがうまく拾えていないだけ?!ちょっと気になります。ポイントからコイルへの配線にタイミングライトを挟むと元気よく点きます。コイルにナット固定されているプラス電源やポイントからの配線の導通もナットやワッシャーを交換してみましたが変化無し。うーむ。なんだろう・・・。あとはプラグコードを交換してみるのとバッテリーの弱りを疑うのと、コイルがダメなのを疑うしかないかなぁ・・・。


 (9月12日)エンジン整備の休憩としてワイパーアームを綺麗にしてゴムを交換しておきました。そして9/7からエンジンが始動せず涙が出そうでしたが本日解決しました〜(^_^)v。なんとデスビからプラグへのプラグコードが「1と4」が入れ替わっていて「2と3」も入れ替わっていました。デスビを分解整備した時にカム軸に刺さるカップリングプレート部分がデスビローター軸に180度逆で装着されていたのを正しく組み上げ治したのですが、そうするとカップリングプレートから出る太い軸と細い軸はカム側面のそれぞれの大きさの穴に今まで通り収まる訳なので、写真のローター溝は180度逆になっちゃいます。それを前オーナーはプラグコードデスビに刺さる位置を変えていたというわけです。排気しているシリンダーが点火する状態だったのでエンジンがかかるわけはありませんね・・・。僕は2気筒同時点火エンジンの脳みそなので「1と4」「2と3」は同時に点火しているような錯覚をしていて、この部分を全く疑いませんでした(^_^;)。色々といじくり倒して勉強になりました〜。コードを入れ替えた後は一瞬でエンジンがかかる状態です(^_^)v。この数日で回したセルの回転量は何年分だろう・・・・(笑)


 (9月13日)スターターマグネットスイッチ周辺のショートしそうな配線を整理&作り直ししブーツを被せました。ここはボンネットを締めた時に接触しそうな位置なので絶縁は大事そうです。続いてセンターコンソールを外してみました。コンソールの再塗装を行いたいですが、ここは結晶塗装らしいので塗料を調達してから行う事に。出所不明のラジオは配線は繋がっていませんでしたが配線が散らかっていたので束ねておきました。貴重なヒータースイッチが生きているかどうかを確認し配線図通り配線を接続するとヒーターは3段階の風量調節が出来る状態で回ってくれました。シガーライターは配線が繋がっていなかったので接続して機能させました。あとはラジオ部分のメクラ蓋と灰皿をなんとかして入手したいですね〜。昨日にエンジンがかかるようになったのですがラジエター液を2リッターぐらいしか入れてなかったので残りの4リッターほどを注入しました。でもアイドリング状態で水温計を見ていると90度まで行っちゃってました(^_^;)。問題がまだ有るのかなぁ・・・。発電状況ですが、レギュレターの調整が悪かったのか、エンジンを吹かしてもアンメーターがあまりプラスに振ってくれません(T_T)。再調整か新しいレギュレターが欲しいなぁ。


 (9月15日)今日はバッテリーのマイナス端子側のケーブルを作りなおしました。僕はバッテリーカットオフスイッチを付けるので、ついでに取り付けました。エンジンスターターのキーシリンダーが変な形状のナットで取り付けられていたので、純正の固定ナットを用意し外してみると・・・・。ありゃ・・・・穴が拡大されている(T_T)。今、付いているキーシリンダーは純正と同等と思われるサイズの物ですが、穴が大きいのでビニールテープで径を大きくして装着されていました。以前に違うキーシリンダーが付いている時期があったのでしょう・・・仕方なく元に戻して閉店ガラガラ。


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