MOTOCOMPO3号機 レストア日記




2008年6月
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2008年

 (6月5日)モトコンポ3号機がやってきました。我が家の1号機はピカピカ状態で健在ですが2号機はN360のレストアの時に旅立ってしまいました(^_^;)。やはり2台手元に置いておきたいので購入しました。状態は今までの中で一番最悪の状態でしょうか・・・。エンジンは不動状態、ボディーシールは剥がされ、右側面カウルは割れ&変形、テールレンズ割れ、内部もオイルまみれで、かなり走行しているモトコンポのようです。最近まで走っていた車体だそうです。調べるとプラグから火が飛んでませんでした。CDIかコイルかジェネレータあたりが問題なのかな?!1号機の部品と入れ替えて調べようと思いましたがあまりにも汚いので3号機を触った手で1号機を触れないので、先に綺麗に仕上げてしまう事にしました。今日は外装外しで終了〜。



 (6月7日)軍手をしていても触りたくない汚れ(T_T)。オイルと砂と泥で汚い外観のオイルタンクとガソリンタンクを外して食器洗剤を使ってブラシで洗いました。もう一回ぐらい洗剤で洗わないとタンクは塗装できないかも。エンジンはボルト2本で外せる状態まで来ました。今日の作業でチョークワイヤーをキャブに固定しているプラスチックを割ってしまいました(T_T)。



 (6月10日)ハンドル周りのスイッチ類やウインカーを除去。そして汚いエンジンを工具をドロドロにしながら降ろしました。エンジンは、3時間ほどかけて銀色が見える状態まで洗剤&ブラシ掃除完了。ジェネレーターに水入りまくったかも(^_^;)



 (6月11日)フレームも、洗えど洗えど汚いまま(T_T)。タール状の汚れは落ちたので全体を研磨&脱脂して塗って誤魔化そう・・・。



 (6月12日)フレームを足付け研磨してマスキングして塗装。乾燥待ちの間にボルトナットを灯油で粗いパーツクリーナーですすいで終わり(再メッキは今回は無し)。とりあえずフレームにエンジンや車輪を装着。



 (6月13日)フロント泥よけ・ヘッドライトケースを装着。ハーネスは汚れを落としてハーネステープを巻き直して車体に装着。フロントウインカーも装着。点火コイルやリア泥よけも装着。オイル泥で汚れていた外装は軽く洗浄。使うには磨き込みが必要です。小物は掃除して装着するだけなのでどんどんバイクらしくなっていきます(完成してもモトコンポはバイクらしくないですが(笑))。



 (6月14日)ハンドルのブレーキレバー&集中スイッチを左右装着。必然的にブレーキワイヤーも車輪へ接続。テールランプASSY&泥よけも装着。オイルポンプ周りがまだ汚かったので外して洗浄。6/7に洗ったガソリンタンクももう一度洗浄。内部は軽い錆があるのでRSR1000で処理してリン酸被膜処理かなぁ〜。



 (6月15日)ガソリンタンクとオイルタンクを装着しないと他の作業が進められないのでガソリンタンクを仕上げました。最初に燃料ゲージやコックなどを外しガムテープで穴埋め。ボルトナットを数個タンクに入れて水を1/4程入れてシェイク・・・。これで6/7のタンク水洗い後に内部に発生させてしまった大きな錆(笑)は落ちました。続いてタンクにサンポール1本と熱湯満タンを入れて錆び落とし。この段階で良く揺さぶってボルトナットが内壁を転がるようにする。15分ほど経ったら排水&すすぎ。台所用洗剤を小さじ1程入れて内部洗浄&すすぎ。ついでにボルトナットも排出。ラストリムーバー(ボトルの1/3)と熱湯満タンを入れてリン酸皮膜を生成(10分程で排出)。すすいでドライヤーで強制乾燥させました。勢いに乗ってタンクをウレタンの黒で塗装しました(外の錆落としは適当(^_^;))。



 (6月16日)ガソリンタンクに燃料ゲージなどを取り付けてオイルタンクと合体させながらフレームに装着。ドロドロキャブレターをブレーキクリーナーで洗って各部をチェックし装着。各パッキン部にはシリコンスプレーでOMAしておきました。燃料チューブやオイルチューブはキタコの汎用品で繋ぎました。シートも装着して残っていた配線も配線図や1号機で確認しながらすべて結線完了。形になったところで、このモトコンポのプラグの火花が飛ばない原因探しを開始しました。3号機のCDIを1号機につけてみましたがOK。点火コイルを1号機につけてみましたがこれもOK。やはりACジェネレータが怪しいかな・・・。明日は2台を並べて3号機のACジェネレータからの配線を1号機ハーネスに繋いでアースをジャンプした状態で火花が飛ぶかどうかを見てみようと思います。



 (6月17日)先日のお題だった2台を並べて置いてエンジンハーネスを違う車体へ繋いでのチェックを行いました。結果、3号機のエンジン(ACジェネレータ部)は問題なしでした。となるとメインハーネスしか疑う箇所がないので後方から攻めていくと・・・。ありゃりゃCDIのコネクターの1本がポロリ(^_^;)。ギボシが折れています!。ちょっと強く押し込んでキックペダルを踏むとプラグの火花が散るではありませんか(^_^)v。ここが原因だったようです。汎用のギボシでは無理なので折れた先に配線をハンダ付けして補修しました。あとはマフラーとエアクリを装着すれば走り出せます。外装はもう一度洗剤で洗いましたが過去に貼られていたシールの糊がベトベトと残ってました。シリコンオフで全体を掃除して糊は取れましたがサイババさんと思われるシールだけは爪でちまちま削らないと剥がせませんでした(T_T)なんかの呪い?!。ボディーをフレームに装着してコンパウンドで磨いて艶が出ました。ボディが綺麗になると白く曇った各部の黒い樹脂パーツが気になり出したのでクリアー樹脂コーティングを施して新品のような黒さを取り戻させました。テールレンズはまだ調達できていないので割れているのをパズルのように瞬間接着剤で繋いで装着しました。



 (6月18日)トップカバーのコーションシールが無かったので作成。2号機の時に新品ステッカーをスキャンしていたデータが有ったのでそのまま利用(^_^)v。そしてトップカバーの日焼け跡を頼りに貼りました。(が、翌日問題が発生)



 (6月19日)本日はナンバーを取得してきました。次に昨夜作ったトップカバーを装着して1号機と並べると貼り位置が違いました・・・・。3号機のトップカバーのシールの張り方は誰かが以前張り直したのか解りませんが間違っていた様子。余分に作っていたので剥がして張り直しました。手つかずだったマフラーの錆を落として耐熱ブラック塗装を行いました。ステーの溶接が取れていましたが針金で修正(^_^ ; )。オイルタンクにオイルを入れガソリンタンクには混合ガソリンを入れて燃料コックをひねると一発始動でした!。オイルポンプを操作して新しいオイルチューブ内へオイルを充填させて近所を試走行しました。1号機よりよく走るのに驚き・・・なにかいじってあるエンジンだったりして。エアクリBOXも洗浄して装着(クリーナーのスポンジはボロボロだったので現在無し状態)。最後の写真は足らないボディーステッカーの試作を仮留めした様子。純正を買ってくるか色々と迷ってます。



 (6月20日)ボディステッカーですが色の調整や書く言葉などを試行錯誤しました(^_^ ; )。まず前方上部のHONDAステッカーを貼りました。続いて両サイドの純正では「MOTOCOMPO」の部分のステッカーです。左右非対称の文字にしました。言われないと気づかない感じになっていると狙い通りなんですが(笑)



 (6月21日)購入時より変な自作ステップが装着されていました。まだ純正が手に入ってないのでとりあえず変なのを装着しました。純正よりも短いので足がクランクケースなどに当たってステップに足が乗りません(T_T)。6/12にエンジンを搭載してから何故かクランクケースのブリーザーパイプ付近からオイルのような物が垂れてきていました。モトコンポはVベルト駆動ではなくチェーン駆動でクランクケース内はオイルが入っているので、そのオイル量を確認してみました。点検のボルトを緩めると・・・ダァ〜〜〜とオイルが(^_^;)。ボルト穴に油面が来るのが正解なのに入れすぎです(前オーナー)!。ついでだから全部抜いてオイル交換する事にします。ドレンはクランクケースを留めている下部のボルトの1個がドレンボルトになっています。サービスマニュアルを見ながら間違えないように緩めて排出。手持ちのオイルでステップバンやN360では使えないと判断したゴミ「カストロールXLX(鉱物油10w-30だけど柔らかすぎで各パッキンから漏れる)」の余りが1リッターほど有ったのでそれを入れました。サービスマニュアルでオイル量は0.41リットルですが1号機のクランクカバーのコーションシールには交換時0.5リットルの文字が・・・。0.5リットル入れておきました。ついでに1号機も交換しておきました。



 (6月22日)モトコンポのボディーを留めるボルト12本はラバーワッシャーが噛ましてあるのですがボロボロでなくなってる部分がありました。純正品や社外品を買えばよいのですが結構良い値段しているのでゴムシートと穴開けポンチを使って作成しました。1号機の分も作ったので24個+αです。少し外形が小さすぎましたが機能は問題ないので今回はこれで行きました。ボディの遊びが無くなってビビり音が無くなりました。3号機は調子よくエンジンが回るのですが1号機はチョークを引っぱっていると丁度良いという状態だったのでキャブのエアースクリューを見ると戻しすぎていました・・・(何やってるんだか10年前の僕(^_^;))。つづいて3号機も1号機もガソリンタンク内のガソリンを抜いて、新しいガソリンを満タン入れました。これで2台ともお出かけできます(^_^)v



 (6月23日)大岸自転車2号店へテスト走行。色々と不具合を発見。ウインカーが点滅しない。リアの点灯が暗い。アイドリングが低くて止まってしまうようになった(まだエアーフィルターを入れてないからかな?!)。



 (6月24日)アイドリングを調整しようとキャブを見ると6/7に割ってしまったチョークスターターバルブですが、わずかなねじ込み感覚があったので良しとしていたのに振動で外れてしまっていました(T_T)。奥に有る破片を取り出して瞬間で接着して、内面を半田ごてで溶かし付けました(外側はねじ切りしてある為そのまま)。ウインカーの不具合ですが、1号機とウインカーリレーやオーディブルパイロットなどを入れ替えて試しましたが問題ない様子・・・。テールランプ周りの配線をチェックすると酸化したギボシを発見!。ここを抜き差しして接触を回復すると問題が解決しました。次に入手した純正ステップに交換しました。ついでに家に眠っていた程度中のジェネレーターカバーに交換しました。



 (6月30日)先週に入手していたエアークリーナーのフィルターを装着しました。今まで無しだったのでアクセルをあおると「クォッ!クォッ!」って高校生の原チャリのような音が鳴って恥ずかしかったのですが、静かな吸気音になりました。



2012年

 (9月28日)1ヶ月ほど前に駐めてあったモトコンポからオイルが漏れガレージがオイルまみれで汚れてしまいました。とりあえずオイル受けの上にモトコンポを載せてしのいでいましたが、時間が出来たので原因を探します!。ボディを外して素っ裸に(笑)。ガソリンタンクとオイルタンクを外すと・・・・。オイルタンク下部のオイルフィルターが入っている「オイルストレーナージョイント」というゴムに亀裂がパックリと出来ていました。ここから漏れだしてオイルタンクはスッカラカンになってエンジンをオイルまみれにしてしまったようです。はたして部品は手にはいるのか?!。オイルまみれのエンジンを掃除する為にフレームからエンジンを分離して終了。決してモトコンポのロンスイ仕様を作るわけではないですよ(^_^;)。



 (10月2日)オイルまみれになった部分を洗浄する為にジェネレーター部分の防水をしてエンジンを洗剤で洗いました。昔からの油の塊の様な汚れは落ちませんね(^_^;)



 (10月4日)注文していた「オイルストレーナージョイント」が入手出来たのでサクサクと組み付けていきます。ついでにキャブレターを掃除して組み付けましたがエンジンは始動せず・・・・



 (10月5日)1号機を引っ張り出してきてエンジンをかけると簡単に始動。そこで1号機の正常なキャブを3号機に付けてみるとあっけなくエンジンはかかりました。キャブがダメなのが判りました。3号機のキャブを再び入念に掃除して組み付け。エンジンはなんとかかかってくれました。でも1号機キャブの様に快調な感じではないです。まだ詰まってる部分が有るのかな・・・



 (10月19日)3号機のキャブレターがスッキリしないので中古良品を探してみましたが、結構良い値段してるんですねぇ・・・。ジェットが交換出来るQR50の新品キャブ8500円に迫る位の中古価格なんです。そんな出費は勿体ない(^_^;)ので3度目のキャブ清掃を行いました。詰まり気味の穴に洗浄クリーナーを吹き込む事を、S600の作業をしながら2時間ほど繰り返していると・・・をっ!開通した感じ。



 (10月20日)昨日の洗浄済みキャブの部品を組み立てていきます。インマニに固定する2本のM6のネジ穴が片方なめかけているのが気がかりです。M6のリコイルを買わなくてはいけません・・・・。組み上げたキャブを車体に装着すると簡単に始動!そして走行もバッチリ。キャブ掃除がやっと完了しました。続けてボディカウルを組み付けていきます。ボディを固定するボルトに使うラバーワッシャーがダメになっていたので、いつもの様に作成。ボディが付いて元通り〜。3号機はフロントタイヤが角張ったタイヤだったので、以前に貰っていた中古タイヤを綺麗に洗って装着!。さてバッテリーは死んでいるので新品を投入して乗りまくるか、再びオブジェとするか迷う所です(^_^;)。



 (10月23日)1,2年前にナンバーを切ってましたが、ナンバーを取得してきました。






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